ニキビ治療 | 保険診療と自費診療の選択肢 | 西宮市樋之池町の皮膚科・形成外科・美容皮膚科の櫻根皮フ科

櫻根皮フ科

最寄り駅 阪急甲陽線「苦楽園口」徒歩約11分

〒662-0084 西宮市樋之池町10-15 2F-203号

LINE友だち追加

ニキビ治療 | 保険診療と自費診療の選択肢

「ニキビがなかなか治らない」「ニキビ跡が残ってしまった」「市販薬を使っても改善しない」
そのようなお悩みをお持ちではありませんか?

ニキビは単なる肌荒れではなく、適切な治療を行わないと色素沈着や凹凸のあるニキビ跡として残るリスクがある皮膚疾患です。
櫻根皮フ科では、ニキビ治療ガイドラインに基づき、保険診療による確実な治療から自費診療による予防・ニキビ跡ケアまで、
一人ひとりの肌状態に合わせた総合的なニキビ治療を提供しています。

ニキビ治療のガイドラインとは

ニキビ治療の標準指針-日本皮膚科学会
「尋常性痤瘡治療ガイドライン」

ニキビ(尋常性痤瘡)の治療方針は、日本皮膚科学会が発行する「尋常性痤瘡治療ガイドライン2023」によって標準化されています。

同ガイドラインは、ニキビの重症度(軽症・中等症・重症)や病期(急性炎症期・維持期)に応じた治療アルゴリズムを提示しており、
保険診療だけでなく、ケミカルピーリングやアゼライン酸などの自費診療の選択肢も正式に治療方針として組み込まれている点が大きな特徴です。

また、同ガイドラインではスキンケアをニキビ治療の「全期間を通じて重要な要素」と位置づけており、
薬物療法と並行した洗顔・保湿・メイクアップのケアが治療効果を高めることが明示されています。

つまり、ニキビ治療は「薬を塗るだけ」「飲むだけ」では完結せず、スキンケアや生活習慣の改善と組み合わせてはじめて高い効果が期待できるのです。

ニキビの原因と放置した場合のリスク

ニキビの主な原因は、①毛穴の角化異常による詰まり、②皮脂の過剰分泌、
③アクネ菌(Cutibacterium acnes)の増殖、④炎症反応の4つです。
これらが複合的に絡み合って、白ニキビ・黒ニキビ(非炎症性面皰)や、
赤く炎症した丘疹・膿疱・結節(炎症性ニキビ)が生じます。

ニキビを放置した場合、炎症が真皮層まで達して色素沈着(赤み・茶色のシミ状のニキビ跡)や、クレーター状の陥凹瘢痕・盛り上がったケロイド瘢痕が残るリスクが高まります。

痤瘡(ニキビ)は皮膚科外来を受診する患者の上位疾患に挙げられており、
適切な医療機関での早期治療開始が推奨されています。

ニキビの保険診療

保険診療で受けられるニキビ治療とは

保険診療は、健康保険が適用されるため患者の自己負担が少なく、
医学的に有効性と安全性が認められた薬剤を使ってニキビを「治す」ことを主目的とします。

当院では以下の外用薬・内服薬を組み合わせ、重症度に応じた治療を行っています。

外用薬(塗り薬)

【ディフェリン(アダパレン)ゲル】は、毛穴の角化を正常化し、
面皰(毛穴の詰まり)の改善に特化したレチノイド系外用薬です。
刺激はやや中程度ですが、ニキビの根本原因にアプローチできる重要な薬剤です。
12歳以上から使用可能で、妊娠・授乳中は使用できません。

ディフェリン

【ベピオ(過酸化ベンゾイル)】はゲル・ローション・ウォッシュゲルの3剤形があり、
毛穴の詰まりを改善しながらアクネ菌などの殺菌作用も発揮します。
洗い流しが必要なタイプもあります。
刺激は中程度で、ウオッシュゲルのみ9歳以上、他は12歳以上から使用可能です。

ベピオ

【エピデュオゲル】はディフェリンゲルとベピオを配合した合剤で、
面皰改善・殺菌の両方を同時に行える強力なニキビ治療薬です。
刺激は強めのため、使用開始時は皮膚の赤みや乾燥に注意が必要です。

エピデュオゲル

【デュアックゲル】は過酸化ベンゾイル(べピオよリは低濃度)と
抗生物質(クリンダマイシン)を配合した合剤で、殺菌と抗炎症を同時に行います。
抗生物質単剤に比べて耐性菌が生じにくい点がメリットです。刺激は弱く、使いやすい処方です。

デュアック配合ゲル

このほか、外用抗菌薬のみの処方も行っており、患者様の肌状態・炎症の程度に応じて最適な外用薬を選択します。

内服薬

炎症が強い場合や外用薬だけでは効果不十分なケースには、
抗生物質内服(テトラサイクリン系など)、ビタミン剤(肌の代謝をサポート)、漢方薬(体質改善)を組み合わせて処方します。
内服治療は外用薬と併用することで相乗効果が期待でき、特に中等症〜重症のニキビに有効です。

光治療(ヒーライトⅡ・クリアタッチ)

保険診療の枠内で行える光治療として、光と熱エネルギーでアクネ菌を殺菌し、ニキビの赤みを改善する機器を使用しています。
ヒーライトⅡやクリアタッチは痛みが少なく、外用薬との併用でより効果的なニキビ治療が行えます。

保険診療のメリット・デメリット

メリット 健康保険が適用されるため自己負担が少ない。
医学的に有効性・安全性が確立された薬剤を使用。
ガイドラインに基づいた標準的治療。
デメリット 主に「炎症を治す」ことが目的であり、予防・ニキビ跡ケア・毛穴改善は対象外となる場合がある。
治療の選択肢が保険適用内に限られる。

ニキビの自費診療

自費診療で広がる
ニキビ予防・ニキビ跡ケアの選択肢

自費診療(保険外診療)は、保険適用外の最先端治療や医薬品を用いて、ニキビの「予防」と「ニキビ跡の改善」を目的とします。
ニキビが治っても繰り返し再発する、ニキビ跡が気になる、毛穴の開きや黒ずみを改善したい。そのような方に特に有効な選択肢が揃っています。

自費診療:塗り薬

【アゼライン酸】は医療機関でのみ購入できる外用薬(2,160円・税込)で、刺激がとても弱く敏感肌の方にも使いやすいのが特徴です。
毛穴の詰まりと皮脂分泌を抑制し、ニキビの赤みも改善します。妊娠・授乳中でも使用可能で、長期使用に適しています。

自費診療:飲み薬(イソトレチノイン)

【イソトレチノイン】は難治性・重症ニキビに用いる経口治療薬で、
30日分13,200円(税込・別途自費診察料)です。
毛穴の詰まり抑制、皮脂分泌抑制、アクネ菌を抑える、ニキビの赤み軽減など多面的な効果を持ちます。
ただし、妊娠中は使用禁忌であり、使用中は定期的な血液検査と厳格な避妊が必要です。

イソトレチノイン

ニキビ予防の美容施術

当院では、ニキビの再発を防ぎ、キレイな肌を維持するための自費施術を各種ご用意しています。

【ニキビ再発予防レーザー(ジェントルマックスプロ)】(顔全体 14,250円・税込)は
ニキビ菌の増殖を抑え、炎症を軽減し毛穴も引き締めるレーザー治療です。
ニキビの再発予防率は「1ヵ月に1回を3回で50%、5回で80%」という実績が報告されています。
毛穴の詰まり改善にも効果を発揮します。

ジェントルマックス

【ハイドラシャワー】(顔全体 14,520円・税込)は水流と専用の美容液を使って
毛穴の汚れや余分な皮脂・角質を吸引除去する施術です。
毛穴の開きや黒ずみの改善に効果的で、定期的に受けることで皮脂コントロールの整った
肌づくりをサポートします。

ハイドラシャワー

【ケミカルピーリング】(顔全体 6,050円・税込)はグリコール酸をはじめとする各種酸を使い、
状態に応じて薬剤を選択します。毛穴の開き・黒ずみを改善し、
皮脂の分泌を抑えてテカリを防止する効果があります。
ニキビができにくい肌質への改善を目指す方に最適です。

ケミカルピーリング

【スペクトラピール(ロングパルスヤグレーザー)】(顔全体 14,250円・税込)は
皮脂腺を殺菌することで皮脂の分泌を抑え、ニキビが再発しにくい肌質へ導くレーザー治療です。
皮脂テカリや繰り返すニキビにお悩みの方に特におすすめです。

スペクトラ

ニキビ跡治療の美容施術

ニキビ跡(赤み・色素沈着・クレーター)へのアプローチとして、以下の自費施術を行っています。

【イオン導入(ビタミンC)】(顔全体 4,400円・税込)は、
電気の力でビタミンCを肌の深部に浸透させ、色素沈着(茶色や赤みのニキビ跡)を改善します。
肌のトーンアップや抗酸化作用も期待できます。

【ノーリス(IPL)】(両頬 16,500円・顔全体 18,150円・税込)は
光エネルギーでニキビ跡の赤みを効果的に改善するIPL光治療機器です。
炎症後の赤みが気になる方に適しています。

ノーリス(IPL)

【ダーマペン・ウーバービール】はニキビ跡や毛穴の開きへの改善に効果的な施術です。
ウーバービールはニキビ予防やニキビ跡の色素沈着にも効果を発揮します
(ダーマペンのみ 19,360円・ウーバービール 21,780円・税込)。

ダーマペン

【ノーリス(フラクショナル)】(顔全体麻酔込み 23,820円・税込)はニキビ跡(クレーター・凹凸)に最も効果的な施術の一つです。
熱刺激を真皮に入れ、自身の創傷治癒力で線維芽細胞が再構築され、皮膚の5〜15%を入れ替える治療です。
陥凹型のニキビ跡が気になる方に特に適しています。

自費診療のメリット・デメリット

メリット ニキビの予防・再発防止・ニキビ跡ケアまで幅広く対応可能。保険適用外の最先端技術・薬剤を使用できる。
個々の肌状態に合わせたカスタマイズ治療が可能。
デメリット 全額自己負担となるため費用が高くなる。複数回の施術が必要なケースが多い。効果には個人差がある。

スキンケアの重要性

ニキビ治療中の
スキンケアはなぜ大切なのか

日本皮膚科学会のガイドラインでは、スキンケアは「ニキビ治療の全期間を通じて重要な要素」と明記されています。
外用薬による皮膚への刺激やニキビ薬による乾燥、皮脂の過剰分泌など、ニキビ治療中の肌は非常にデリケートです。
適切なスキンケアを取り入れることで、治療効果を最大化し、ニキビの再発を防ぐことができます。

特に重要なのが「ノンコメドジェニック」の化粧品を選ぶことです。
ノンコメドジェニックとは、毛穴を詰まらせない成分設計の製品であることを意味し、
ニキビ治療中や再発予防期間中のスキンケアアイテムとして推奨されています。
当院では、以下のノンコメドジェニック化粧品を受付で取り扱っています。

当クリニックおすすめの
ニキビ治療中スキンケア(受付で購入可)

コラージュリペアシリーズ 敏感肌の方や外用剤で乾燥が気になる方におすすめ。
低刺激設計で保湿力に優れ、治療による乾燥や刺激をやわらげます。
GAローション(サンソリット) グリコール酸配合の化粧水(3,300円・税込)。
毛穴の詰まり改善や皮膚のターンオーバーを促進し、ニキビができにくい肌づくりをサポートします。
サンソリット(洗顔石鹸) 医療機関専売のニキビ特化洗顔石鹸。黄色石鹸(普通肌用)はサンプル250円・135g 2,200円。
赤色石鹸(脂性肌用)はサンプル300円・135g 2,750円(各税込)。

ニキビ治療中の
洗顔・保湿・日焼け止めのポイント

ニキビ治療中の洗顔は1日2回を基本とし、こすらず泡立てた泡で優しく洗うことが大切です。
過度な洗顔は皮脂を取り過ぎてかえって皮脂分泌を促進させてしまいます。

洗顔後はノンコメドジェニックの保湿アイテムで潤いを補い、肌バリア機能を整えてください。
また、ニキビ跡の色素沈着を悪化させないためにも、紫外線対策(日焼け止め)は欠かせません。
できれば毎日の習慣として取り入れましょう。

ニキビ治療のご相談はお気軽に

当院では、保険診療でニキビをしっかり治しながら、自費診療でニキビ予防・ニキビ跡ケアまでトータルにサポートします。
「ニキビが繰り返す」「ニキビ跡が残っている」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
皮膚科専門医が最新のガイドラインに基づき、あなたの肌状態に合わせた最適な治療プランをご提案します。

web当日順番予約システム

当日順番予約専用電話